いよいよ始まった乙川さんの新聞小説「麗しき花実」 [新聞]
(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)夏刈り取った荻の古い茎は枯れてしまった。群れていた鳥は今、空にいるのであろう。
いよいよ始まった乙川さんの新聞小説「麗しき花実」
日経の高樹のぶ子さんのは途中で挫折したけれど、乙川さんのはとっても楽しみにしてました。流れるような文章で、最初から圧倒されています。乙川さんは藤沢周平さんとタッチは似てるけど、似てなくて、どちらかと言えば、周平さんより暗めで、けっこう結末も厳しかったりする。
今度の「麗しき花実」は、女性の蒔絵師が主人公で、いつもより明るい雰囲気が感じられてホッとしています。毎朝一番に読むことになりそうです。
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