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「アイ アム レジェンド」、原作も素晴らしい [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏) 僧侶の衣を着て、先帝の喪に服しているの頃も、浮き世では、春の盛りで、諒闇の喪中の折りも忘れて、つい花を折ってしまいました。
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ウィル・スミスの「アイ アム レジェンド」を見たときから、クリストファー・リーヴの「ある日どこかで」を見て、原作を読んだときから、リチャード・バートン・マシスンが好きになり、「アイ アム レジェンド」の原作が読みたいと思ってきてやっと読めた。

期待にたがわずとても面白かったと同時に、帯でウィル・スミスが、「これはじつにさまざまな要素が詰まったストーリーなんだ」と、言っているのに大賛成だし、マシスンをずーっと読んでいこうと、読書の楽しみがまた一つ増えた気がする。

映画とは共通する要素ももちろんあるが、全く違った面も感じ、ラストも違い、「アイ アム レジェンド」という意味合い自体、全く違ったもので、こんなに違うというのが不思議な気がする。映画のテイストはネヴィル役をウィル・スミスに配した時点である程度決まってきた気がするし、廃墟の町の船の甲板からかどこからかで打ちっぱなしをする彼の姿は目に焼きついて離れない。

ただ、最初からジャーマン・シェパードと一緒であることは、原作のシェパードもいない孤独の強さをより浮き上がらせるので、映画を先に見るか、原作を先に読むかで随分違ってくるだろうと思う。

この原作を元に、ウィル・スミス版を入れて3回映画化されているそうで、リメイク物に今までは単にその時代に合わせてぐらいの認識しかなかったが、なるほど、どういうふうに原作を解釈するか、時代とどう切り結んだものを作るか、原作のどこを強調するかなどいろんな角度から、いろんな風に料理できるし、やりたいという気持ちが初めて分かった気がする。

映画を見たときにも、最後に、「アイ アム レジェンド」の意味が初めてわかり、なるほどと膝を打った覚えがあるが、原作はまた全然違った意味で最後の「アイ アム レジェンド」に到達し大いなる満足感を覚えることができた。
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酵素って何だろう?
現代人に必要な食物酵素による事前消化

食品に酵素(食物酵素)が含まれていると、体内での消化が始まる前に食品は食物酵素によってかなり消化された状態になり、体内で分泌された消化酵素によって完全に消化され、栄養素を吸収しやすくなります。

ところが、いまでは食品のほとんどが加熱調理されて食物酵素が破壊されています。

サラダなど生野菜を摂っても、量的には微々たるものです。

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こうちゃん

桔梗、素晴らしい色ですよね。
大好きです。
by こうちゃん (2008-08-12 00:12) 

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