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いひゅうな言い方★ [家族のこと]

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意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)石上の布留の早く穂が出る早稲田でも梅雨の間は穂が出ないように、表には出さず、心の中で貴女を恋しく思っていました。

いひゅうな言い方★

田舎が九州なのでなかなかさっとは帰れず、老親(88歳と82歳)にたまに電話でご機嫌伺いするしかない。同窓生の中には、介護に毎月帰っている方もいてうらやましい限りだけど。

アナウンサーになったほうがよかったのではと思うくらい、おしゃべり好きの父なので、これまで電話に出るのは父で、ほとんど父と話して、母とは一言二言あいさつするぐらいで過ごしてきた。

このところ、それが様変わりしてしまった。電話に出るのは先ず母、しばらく話して、「お父さんに代わる」となって、やっと父と話し、しばらく話すと「お母さんに代わる」と来る。

父と電話で話していても、同じ話の繰返しで、横から母が、「その話はさっきしたでしょ」と言う声が聞こえる。

「昔はそうでもなかったけど、お母さんがいひゅうに言うけんね」と父。そんな言葉、方言があったなあとかすかな記憶。あまりに父の気持ちがあらわれていて、2人で電話口で大笑いしてしまった。




タグ:いひゅう
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共通テーマ:日記・雑感

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