年年歳歳花あい似たり?★ [環境]
意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)人を介しても私の秘めた思いを伝えたいものだ。一面草に覆われている沼の水の中に隠れているような恋がこのまま続くのだろうか。
年年歳歳花あい似たり?★
オシロイバナの季節になりました。昨年の今頃はやたらオシロイバナのことを書いていた気がします。今まで同じような道を歩いていたのに、野火止用水沿いに、赤やピンクや白やしぼりの色とりどりのオシロイバナが咲いて目を楽しませてくれました。
住んでいるマンションの向いのマンションのゴミ収集小屋の脇のオシロイバナは、それは見事なしぼりで、終に終わりのころにはせっせと黒い種を集めて、来年は事務所の前の空き地に蒔いて咲かせようと思ったものでした。
八重桜の散る頃に蒔けばいいと、ネットで調べて、まちかまえていましたが、天候不順でついに蒔く時を逃し、今も冷蔵庫に眠っています。
ところが、今年は様子が違うのです。あんなに咲き誇った野火止用水沿いも、ゴミ収集小屋の横も、なんだかペッソリと貧弱に咲いているだけなのです。
同じように楽しみにしていた、エンジェルトランペットツリーも一回りも二回りも花の大きさが小さく、見るのも悲しくなるほどです。これはその花たちの今年のことだけなのか、それとも他の作物も今年はそうなのか、その生産を生業としていないけど、大変気になるところです。