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「ドゥームズデイ」映画、途中退場★ [映画]

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意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)夏衣も少し外に面している片側が寒くなってきた。夜が更けてきたのだろうか。去る夏と来る秋がすれ違うような季節の変わり目の空よ。

「ドゥームズデイ」映画、途中退場★

連休はいかがお過ごしですか。

昨日の日曜日は午前中は仕事をして、午後は例の通り、新宿まで息子に付き合って映画に。

ほんとは日本一のシネコンと評判の「新宿バルト」に行きたかったのに、そこではお目当ての「ドゥームズデイ」はやっていなくて、歌舞伎町のミラノ座に向かう。

要するにウイルスパニックものだけど、封切りなのに、ピカデリーとかでやってないので、まず、ちょっととおかしいと思い、次にキーワードを窓口で言えば安くなり、息子も1000円になったので、客が入ってないなと思った。

まあ、B級映画だなと思いながら階段を降りていくと、なんとポスターにR15指定、息子と顔を見合わせましたが後の祭り。

結局、開始20分で退場してしまいました。意味無く人を殺すシーンの連続だったのです。

ただ、舞台がイギリスで、死のウイルスに感染した地域を完全に隔離してしまい、とにかく殺してしまうというのが、なんとなく絵空事と言えないところが怖いです。



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ニューヨークの地下鉄 [映画]

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意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)白露の玉で結ったませ垣の内に光が差し、露の輝きまで加えて美しい撫子の花が咲いています。http://home.cilas.net/~jikan314/shinkokinwakashu/kanbetu/03/0275.html


ニューヨークの地下鉄

定番の土曜日映画鑑賞コースのスタイルが確立しました。

朝、いつも通り事務所へ行き、当日の発送等進めます。同時に少し遅れて息子が新宿へ向かいます。私の健康保険証を持って、自分の映画の券と私のシニア1000円の券を購入します。

だいたい11時頃、おもむろに新宿へ向かいます。同じ映画を見るときは歌舞伎町、それぞれ違う映画のときはシネコンの新宿ピカデリーで集合します。

見終わったら、24時間営業の靖国通り沿い居酒屋で食事をして、新宿で少し遊んで帰路へ。また、事務所に寄り、ご注文をチェックして、残りの発送を済ませる。

今週の映画はデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの「サブウェイ123/激突」。最近ニューヨークへ遊びに行った友だちに、犯罪が減り、地下鉄も昔のイメージとは様変わりし安全だったという話を聞いていたので、親近感を持って見られ、とっても面白かった。



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同じ漢字でも [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)水鳥の鴨は浮きながらという不安定な寝方で波を枕に寝ていますが、私は憂いの中、涙の枕で幾夜一人で寝たことでしょうか。


同じ漢字でも
久しぶりの中国映画というか、ほとんど中国映画は見ていないのだけど。不思議な感覚を味わった。

ここ3年ほど韓国ドラマ、映画に夢中で、毎朝NHKラジオでハングル講座を聞くのが楽しみな私だが、読み方が日本語と違うだけでハングルには漢字語が多く、しかも読み方が日本と違い一種類しかないので、それを覚えると読み方の類推もつく。

本家の中国語の漢字はとても読み方が違うし、文法も日本語と同じではないけれど、なんとなく今までより親近感があり、漢字で追っている自分を発見してしまった。

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「花の生涯~梅蘭芳」を見て [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)
日も夕暮れになっている鳴海潟では、漁師のひるがえる袖の方から、千鳥が鳴いている。

「花の生涯~梅蘭芳」を見て

とってもジンと来ました。芸能・文化・芸術とそれを表現するのはあくまでも人間、生身の人間にはあらゆる煩悩があるし、その煩悩があるからこそ、音楽・歌・絵画・詩となって表現されていくのだろう。

生きていくのと同時にそれを表現していくわけだから、そこには当然お金、家族、生活すべてのことが関わってくるのもまた当然だし、その時代も関わってくる。一人の表現者が、その道を極めて行く時、師弟の絆も、男女の愛も、志を同じにして闘ってきた人との考え方の相違も、戦争との関係も、簡単には解決できないものとして立ち上がってくる。

それぞれが自分の考えを主張しつつ、最後にはその人を、その踊りを歌を守るために命さえも捨てる。

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どうしてそこまでがんばれる―「幸せのちから」 [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)(うばたまの)夜が更けてくれば、昼間みたヒサギ(アカメガシワ又はキササゲ)の生えている清い流れの吉野川の河原に千鳥が鳴いていることでしょう。

どうしてそこまでがんばれる―「幸せのちから」

テレビで放映していたウィル・スミス主演のハリウッド映画「幸せのちから」。途中からだったけど、ビデオに(DVDでもビデオでいいのかしら)取っておいたので、日曜の恒例の(高齢の)マージャン大会の後、見た。

全くストーリーは知らず、何とかの奇跡的な親子のきずな物語かななんて思ってみたらとんでもない。ホームレスからのサバイバルをかけて、無給の研修期間を、前職の、きっと退職金代わりの骨密度測定のスキャナーを売って食いつなぎながら生き抜く話でした。

実話を元にした話だそうで、実際は1、2か月だったそうですが、映画では6か月という設定で、替えの背広を持ち歩きながらインテリジェントビルのオフィスで研修を受けたり、実際に証券会社の顧客を回ったり、顧客への掛電のシーンが続くものでした。

まともにお風呂に入れた感じではないので、臭いはいったいどうしたのかな、まともに食事をしてるようではないので、途中でお金のために血を売るシーンがあるけど、え、その血大丈夫と思ったり、いよいよお金がなくて、14ドルを返せ返せないで友だちともめるシーンは、ああ、14ドルっていくらと思ったり、あのウィル・スミスが必死でがんばる姿は、思わずがんばってと声をかけたくなるものでした。

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「インディアン・サマー」 [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)霜が冷たく置く山田の畔では、茂っていた薄を刈る人がないので、今頃まで枯れ残っていることでしょうね。

「インディアン・サマー」

 今日はなんとなく、集中力が切れかかっていて、ほんとうは仕事があるんだけど、つい、インターネット配信で映画を見てしまいました。

 題名に惹かれて韓国映画「インディアン・サマー」を見ましたが、1時間40分ぐらいの小品という感じでそれなりにまとまっている映画でしたが、その中で印象的だったのが、主役の男性が女性をマンションまで車で送ってきて、なんとなく去りがたく車の外にいるシーンで、煙草を吸っているところを少し上から撮っているところです。

 よくありますよね、ドアに寄りかかって、足を交差させながらうつむき加減に煙草を吹かしている。

 これ、タバコ吸わなかったら相当手持無沙汰でしょうね。

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「ベンジャミン・バトン」 [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)定めなき降る時雨の空の厚い雲に何度同じ月を待っているだろうか。

「ベンジャミン・バトン」

見ようと思って出かけて行ったけど、直前までどうしようかと迷っていた。見ればきっと面白いだろうけど、もう少し軽いものがいいかなと思ったり。結局、一緒に行った息子の決断で「ベンジャミン・バトン」にした。

行きがけの電車の中で読んだ週刊誌の書評で「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の作者があの「偉大なるギャッビー」のフィッツジェラルドだと知ってびっくり。

2時間47分の長丁場のせいか、予告編などなく、いきなり本編上映という感じで始まり、体は70歳の老人で生まれ、精神的に老いると共に体だけ若返って行くという男のドラマチックな人生の話というよりは、それゆえに、生まれるということ、生きるということ、死ぬということを象徴的に表しているような気がした。

なみだせきあえず。

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「隠し剣 鬼の爪」 [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)ほのぼのと明けてゆく有明の月の光に山から吹き下ろす風に紅葉が舞っているのが見えます

「隠し剣 鬼の爪」

映画館で見逃していたので、藤沢周平原作・山田洋次監督の「隠し剣 鬼の爪」のテレビ放映は金曜の夜の楽しみだった。

1か月ぐらいまえに、「椿三十郎」のリメイク版を見て、織田裕二君はそれなりにやっていたと思うけど、いかんせん、若い役者さんたちがあまりに演技が下手すぎて、興醒めした。

さすが、山田さんは演技指導が行き届いていて、心配せずに見ていられる。

映画を見ながら、小説を読んでいるような自分を発見して不思議な気持ち。

最後のタイトルロールを見ていて、倍賞千恵子、光本幸子と出ていて、「あれ、どこに出ていたっけ」と、びっくりしてしまった。

乙川優三郎さんの朝日の新聞小説も始まるそう、女蒔絵師の話とか。
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玄米に含まれる機能性物質
ギャバ
脳内血流をよくし、脳細胞の代謝を高める働き。アルツハイマー型認知症の改善に期待。

タグ:藤沢周平
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 「Walk The Line」を見ました [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)紅葉が散る時の時雨の色かと思う。私の袖は脆く溢れる涙が紅く染まっているので。

 「Walk The Line」を見ました
 ジョニー・キャッシュ、プレスリーと同じ頃のロック歌手だそうで、全く知らなかった。でも、知らない曲でもスーッと心に入って来るから不思議。

昨日のコール・ポーターは前半は1920年代のヨーロッパの社交界が舞台で、男色とタバコのシーンが多かった。

1960年代のアメリカで活躍したジョニー・キャッシュは薬物中毒。

どちらも歌詞がいいと思いました。そういうふうに映画が作ってあるからでしょうが、生活の中から題材を求めていて、自然に感情がついていくという感じです。また、役者さんも上手で、実物を知らないから、まるでその役者さんが本人を演じているような錯覚をおぼえてしまう。

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「ミラーズ」怖くて見らーず [映画]

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(意訳:「新古今和歌集の部屋」自閑氏)若菜が生えている野原という野原を宇多上皇の長寿のために万代まで禁野にして、摘んでまいりましょう。

「ミラーズ」怖くて見らーず
今年初めての映画、さて面白いかなと思ったら、とんでもない怖くて4分の1ぐらいで出てきてしまいました。怖いのは我慢できるけど、気持ち悪いのは我慢できません。1000円だからけっこう気軽に途中でやめられます。

 途中で怖くて出てしまったのは、富士急ハイランドの「戦慄の病棟」以来。あの時は5分で出てしまったので、まだましでした。

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